愛を売るのがあの子のお仕事。私は愛を買っただけ。

20代男です。私の話の舞台は海外です。偏見を与えたくないので、具体的な国の名前は伏せます。私は仕事でその国に3ヶ月間滞在していました。私は現地語は挨拶ぐらいしか喋れません。

バツイチ子持ち男性の再婚ナビ | おすすめの婚活

なので現地語と日本語の通訳が欲しいと思っていました。そんな折、上司(日本人)が「仕事が終ったらいいお店に連れて行ってあげる」と言ってくれたので(また変な居酒屋かなぁ)と思いながら、でも日本では味わえない刺激欲しさについていきました。

たどり付いた場所はシャッター街。どう見回しても寂れてて、お店なんて見当たりません。でも上司が電話すると、シャッターが開いて女性が建物の中へ招き入れてもらいました。そしてそこでは、日本では味わえないどころか、話すこともできないような「愛を売るお店」だったのです。しかし、当時の私はまだ21歳。がきんちょの私は、愛の売り買いが分からなかったのと、上手く日本語と現地語の通訳をできる知り合いができたので、お店だけでなくプライベートでも頻繁に親密に遊んでいました。ですがそれも帰国の時期が迫ればお別れの時。国際結婚のハードルの高さは仕事柄いやというほど分かっていたので、さすがにプロポーズはせずに割り切っておさらばしました。

そして日本に帰ってきて、仕事の報告などの業務も落ち着いたころ、ビックリ仰天でした。クレジットカードの請求額が7桁だったのです!そう!全部「愛を売るあの子」のために貢いだ額です!為替を考えると、現地人の平均年収の3倍の額を貢いでたことになります。痩せても枯れても国際的な仕事をしていたので、7桁の出費で首が回らなくなることはありませんでしたが、悲しさがこみ上げてきました。自分は愛を買っていただけなのだと、買えるだけのお金がなかったら、愛してはもらえないのだと、ひたすら泣きました。